EAGLE-OCT.-web(船体形状・船体性能推定プログラム)
EAGLE-OCT.-webは、OCTARVIA-webやSALVIA-OCT.-webで実海域性能評価を行う際に必要となる船体形状、船体性能データを船の主要目等を用いて簡易推定するプログラムです。
概要
EAGLE-OCT.-webは、OCTARVIA-webやSALVIA-OCT.-webで実海域性能評価を行う際に必要となる船体形状、船体性能データを船の主要目等を用いて簡易推定するプログラムです。詳細な船体形状、船体性能データを保有していない利用者でも実海域性能の評価が可能になります。
インターフェース
EAGLE-OCT.-webはWebアプリケーションとして以下のインターフェースでデータの入出力が可能です。出力結果に関しては、SALVIA-OCT.-webやOCTARVIA-index/predictionでの利用も可能です。
入力インターフェース
出力インターフェース(船体形状パラメータ)
出力インターフェース(上部構造物パラメータ)
EAGLE-OCT.-webの出力データ
(1) 船体形状データ
- 2次元形状データ(船長方向の喫水、半幅、横断面積の分布)
- 水線面形状、上部構造物パラメータ
- 肥痩係数、浸水表面積、ビルジキール(長さ、幅)、重心位置(船長方向、鉛直方向)
- 横メタセンタ高さ、横揺固有周期、慣動半径(縦、横、船首)
- 舵要目データ
(2) 船体性能データ
- プロペラ単独特性
- 平水中自航要素
- 荷重度変更法パラメータ
- 燃費率データ
出力に対する検証については以下の文献をご参照ください。
- 1) M. Tsujimoto, M. Kuroda, N. Sogihara, and A. Sakurada: Development of Empirical Formulae for Estimating Ship Performance, Papers of National Maritime Research Institute, Vol. 18, No. 3, pp. 91-106, 2018.
- 2) N. Sogihara, M. Kuroda, A. Sakurada, S. Yokota and M. Tsujimoto: UNITAS: Tool for supporting evaluation of ship performance in actual seas, Papers of National Maritime Research Institute, Vol. 19, No. 1, pp. 101-122, 2019.
計算例
外航コンテナ船の船体形状、船体性能をEAGLE-OCT.-webにより推定した例です。(一部抜粋)
船長方向喫水分布
プロペラ単独特性
船長方向半幅分布
平水中自航要素
船長方向横断面積分布
燃費率曲線
アプリのご利用にあたって
本アプリには、フルバージョンと限定バージョン(無料)があり、それぞれご利用には使用許諾締結の必要があります。
ご使用にあたっては海技研クラウドへの無料の会員登録を行って頂いた後、以下のサイトより利用申請してください。
海技研クラウドへの会員登録は会員登録ページで受け付けております。
ご利用料金:
- 6か月 123,750 円(税込)
- 12か月 165,000 円(税込)