概要

インターフェース

SALVIA-OCT.-webはWebアプリケーションとして以下のインターフェースでデータの入出力が可能です。出力結果に関してはOCTARVIA-index/predictionでの利用も可能です。

入力インターフェース

出力インターフェース

平水中への修正（外航コンテナ船）

(3) 平水中性能の評価（品質評価含む）

外乱修正後のデータを用いて、抵抗閾値法¹⁾²⁾（Resistance Criteria Method）に基づいて設定した海象条件での船舶性能を評価し、船速－主機回転数－主機出力の数表として出力します。また、出力に対する品質評価（Pass Grade）を提示します。

実船モニタリングデータによる平水中性能評価結果（外航コンテナ船）

出力された平水中性能をベースとしたoctarvia-predictionによる燃費シミュレーションと実船モニタリングの比較により約2%の精度で指定できることを確認し、本評価法の有効性を検証しました。

燃費シミュレーションと実船モニタリングの比較による評価法の検証³⁾

• 

  (外航コンテナ船)

• 

  (外航油槽船)

(4) 汚損、経年影響評価

長期間の実船モニタリングデータを用いた汚損、経年影響の評価が可能です。下図は評価例で、’δPFAV’は船速一定時の汚損、経年による馬力増加率を、’ δPFAN’は回転数一定時の汚損、経年による馬力増加率を示しています。点線はそれぞれの近似直線です。

実船モニタリングデータによる平水中性能評価結果（外航コンテナ船）

(5) 実船モニタリングデータ品質評価（ばらつき評価）

海象に関するフィルタリング条件の違いによる、実船モニタリングデータにおける数式フィッティングの有効性を、フィッティングにより得られるカーブ周りのデータのばらつきにより評価します。数式フィッティングが適切に行われているかを確認するもので、(1)での海象に関するフィルタリングの有効性を定量的に明示します。

アプリのご利用にあたって

本アプリには、フルバージョンと限定バージョン（無料）があり、それぞれご利用には使用許諾締結の必要があります。

ご使用にあたっては海技研クラウドへの無料の会員登録を行って頂いた後、以下のサイトより利用申請してください。

海技研クラウドへの会員登録は会員登録ページで受け付けております。

利用申請用サイト

https://unicus.jp/licensing/salvia/index.html

ご利用料金:

• 6か月　330,000 円（税込）
• 12か月　440,000 円（税込）

ShipDC-API 利用料金:

• 1年当たり1隻7,260円（税込）
• 日本時間（JST）を基準に課金します。
• 利用期間は3月2日までの1年間とし、利用料を請求します。
• SALVIA-OCT.-webの無償版をご利用の場合、無料でご利用いただけます。
• データの利用に当たってはShipDCが提供するIoS-OP サービスへの申込が必要です。詳しくはShipDC (contact@shipdatacenter.com) にお問合せ下さい。

POLARIS Hindcast 利用料金:

• 1カ月に取得したデータ点数に応じ、下表に従った従量課金制となっています（小数点以下は切り捨て）。

• 世界共通時（UTC）を基準に課金します。
• 利用料金は月末締めで確定し、四半期ごとに利用料を請求します。
• SALVIA-OCT.-webの無償版をご利用の場合、4500点まで取得可能です。